我が子は2月の早生まれ、一人っ子の男の子です。
主人は7月、私は12月生まれ。
早生まれが、身近にいなかったし、こんなに違いがあるんだと、我が子の成長と共に知りました。
でも、6年生になった今、本当にしっかりしてきました。
それは、サッカーだけでなく、様々な面において。(注:ダメダメな面も残ってます、めちゃ汚れている体操着を週末に持ち帰り忘れる、とか)
今だから、思い出として振り返れますが、当時は私もつらかった。
子供自身も、なんでこんなに上手くできないんだろう、と思う事ばかりだったと思います。
なんとか乗り越えられるよう、
2年生の頃から、ずっと言い続けてきたことがあります。
『人は、成長するタイミングがそれぞれ違うんだよ。だから今は気にしなくていい、大丈夫!あきらめないことが大事』
我が子が、サッカーでも勉強でも、うまく行かなくて残念そうに話を聞かせてくれた時。
私自身にも言い聞かせる様に言っていました。
「例えば、2年生のうちから背が高い子もいれば、5年生で急に伸びて、その子を追い抜いちゃうなんて、よくあるの。
成長するタイミングは、人それぞれ。
だからね、他の子が出来て、自分ができない事があっても、全然心配する事ない。
そのうち、必ず出来るようになる。必ず。
絶対大丈夫! そのかわり、あきらめずに続けるんだよ」
低学年ですし、一回言ったくらいでは、数時間したら忘れちゃいます(うちだけ?)
もう、同じ様なシーンに出くわした度に、同じことを何度も何度も伝えました。
「絶対に、君も出来るようになる!
だからね、あきらめないんだよ、今は上手くできなくてもいいんだよ。
やってみることで、脳にその回路が作られ始めるからね」
もちろん、感情的に怒ってしまったこと、何度もあります。
なんで出来ないの?と。
今思えば、申し訳なかった。
優秀な成績による飛び級をしているわけではなく
1学年上の能力を常に求められているような環境で頑張っている早生まれ。
で、うまく出来なくて、それが周りからの評価になる。
自分って、そんな存在なのかな、って子供ながらに感じてしまうと思います。
そういえば・・・・・
5年生の頃、途中で始めた武道のおかげで、体育の授業でのマット運動が飛び抜けて上手だったそうで、お手本として前でやってみて、と急に先生から指名された、と嬉しそうに報告してくれたことがあります。
「へ?まじで?」と聞き返したら
「おれも、『え?俺でいいんですか?』って言っちゃったよ」と。
無事、求められていたお手本の動作ができて、クラスメイト一同が驚いていたとのこと。
それまでは、自分はそんなキャラではない、と思い込んでいた様です。
でも、いろんなトレーニングや勉強が、少しづつ身について、高学年から開花し始めた瞬間だったのだと思います。
今思えば、言わなくてよかったこと
そういえば「早生まれだから、しょうがないよね」とは、子供には言ったことはありませんが、言わない方が良さそうですね。
変に「一生、だめじゃん」と思い込んでしまいそう。
子供にこそ言いませんでしたが、サッカーのコーチが早生まれかどうかは、チェックしていました。
数年間の経験ではありますが、1月2月生まれのコーチの方が、なんとなく我が子に、より理解があったように思います。
コーチ達も、同じ道を通ったのかな、なんて勝手に想像していますが、どうなんだろう。
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