我が子は、早生まれの小6。
勉強面、学校のテストなどは5年生の夏休みごろから、徐々に上向きになってきました。
それまでは、漢字の宿題も集中できず、計算ミスも多々。
それでも、低学年の頃から「サッカーが上手くなるには、学校の勉強もとっても大事」と呪文のように唱えていました。
【結論】
どの教科でも構いません。
クラスまたは学年で、トップクラス位の成績をとれる科目を、ひとつで良いので作れるように。
その「学ぶプロセス」が、サッカーの理解力を促進し、学んだ成果でサッカーと違う場面での自信になるようです。
英語学習がオススメ。あとあと戦術理解が早くなるから
我が家は、サッカーに割く時間を減らしたくない本人の意向で、通塾はせずに、通信教育で自宅学習をしています。
また、年長から「英語」は細々と自宅で続けていました。
(進研ゼミのチャレンジイングリッシュからスタート、今はカラオケイングリッシュです)
(※カラオケイングリッシュは、超お勧め。見かけによらず、文法を大事にする正攻法の本格派です)
なので、学校で英語の授業では、臆せずに挙手して、外国人の先生に発音が褒められていました。
現役サッカー選手が外国語を話しているシーンを見かけたら、「将来、英語が話せるだけで、活躍するフィールドは広がる。海外でプレイするなら、まずは英語から」と念仏のように耳元で唱え、英語の必要性を伝えましょう(笑)
とにかく、英語に小さな頃から触れられる環境をお勧めします。
お教室ではなくても、アプリなど、手軽に楽しく始められるもので良いと思います。
英語の学習は、脳のワーキングメモリを鍛えるそうです。
高学年になって複雑な練習がこなせるようになってきたのは、英語学習でのワーキングメモリ強化も影響しているように思います。
また、周りの家族が英語が特別に話せなくても、自然と英語耳が育ちますので、ヒアリングはかなりハイレベルになります。びっくり。
それと「動物」「恐竜」「虫」好きからの、「理科」好き少年に。
我が家はこの「英語」と「理科」に絞り、学校のテストで100点がとれるようしっかり自習しました。
また「英語」は、小学生のうちに「英検」を受けることを目標に、先日5級を受験して合格したところです。(同じ会場に1年生の女の子が居ましたけれど・・・)
つい周りと比べて、出来ない事が多い自分に
「これなら自信ある」という教科をひとつ以上、持たせてあげる事が大事なのだと思います。
例えば、「英検」受験の経験で、サッカーの試合とは違う緊張感や、学校とは違うテストの経験をし、サッカー以外の場での緊張の場数を踏むこと。
たとえ5級でも取得しておくことで、中学に進学しても「自分は英語は苦手ではない」という気持ちを持ってもらうこと。
そんなことも、後々かならず活きるし
試合で、相手チームの外国人のコーチと、さくっと英語を話している姿に、自チームのコーチやチームメイトが驚いていたのも、遠くで見ていて面白かったりしました。
サッカーとは別の分野で自信を持つことが、プレイにも活きてくる
サッカー以外に「これなら自信がある」と思えるものがあることは、他の教科でも本人を助けてくれます。
常に100点を取れるくらいの知識を積むための努力は、理解力や記憶力の向上にもつながります。
早生まれではないお子様は、きっと学校の勉強も苦労しないでしょう。
そこで、その環境に甘んじず、勉強をしていれば良いのですが、そうでない場合も多い。
高学年になって、勉強の大切さを知らないと、成績に影響します。
早生まれの我が子は、入学当初から学校の勉強は中程度、特に4年生の算数は大変そうでした。
それでも「勉強は大切、勉強ができるとかっこいい、活躍しているサッカー選手は勉強ができる人が多い」という思考があったので、自習でなんとか乗り切れた。
すると、5年生の中頃から、学校の成績が上がり始めました。
98点、96点の子が多い漢字テストで、クラスで唯一、100点をとることもありました。
勉強する事で集中力がつけば、サッカーの練習や試合でも集中力が発揮できます。
差を感じていた4月5月生まれのお子さんとも、勉強面でも肩を並べられるようになり、時には追い抜くことでも出てくるので、チーム内のバランスも変わってきます。
何より、戦術理解やコーチの指示、練習メニューの理解度が早まり、遅れをとることが無くなってきます。
すると、コツコツ積み上げてきた基礎やフォームが発揮され、急に上手くなったように思えるほど化けます。
勉強する癖付け、抵抗感を持たせないためにも、好きな教科を見つけて、それを得意になるような投資は積極的に行いました。
本当に良かった。
勉強だけでもダメ、サッカーだけでもダメ。
どちらもそこそこ努力することで、高学年には追いついて化けることを楽しみに。