早生まれの我が子、サッカーの技術面や、説明理解・行動面で、ついつい周りのお子さんより悪目立ちしているように、見えてしまうことがあるかと思います。
個人差はあると思いますが、サポートしてあげたら、高学年以降に必ず花が開くのでは、と実感しています。
(逆に、何もしなければ、中学生になっても少し苦労するかもしれません)
つい最近、この本の著者がラジオ番組に出演され「早生まれ」について、色々お話されていました。
Yahooニュースでも、この教授の研究結果を「早生まれの不利は大人まで続く」なんて、とても焦るタイトルで取り上げられていました。
ラジオでお話しされていたことを要約すると
データ上、早生まれの子供は、学習塾に通う数は多いが、スポーツや習い事をしている数は少ない。(親がわかりやすい「学力」への投資をして、スポーツに割く時間が少ないのでは?という仮説)
↓
従って、スポーツや習い事で得られる「非認知能力」(やり抜くチカラ、自制心等)を得る機会が少ない。
↓
この「非認知能力」は社会に出ると重要。それが少ないので、データでは大人になっての収入も早生まれの方が低いのでは、という仮説。
個人差はあるが、との前提でしたが・・・
サッカーをやってくれて良かった、と思いました。
そして、勉強も並行して取り組む癖をつけて良かった。
他にも、脳トレ的なことに取り組んでいて良かった、と心底感じました。
サッカーの練習や勉強と並行して、「脳トレ」「眼トレ」的なトレーニングを取り入れよう。
私、あるトレーナー資格を保有しておりまして、「脳」に関する勉強は、資格取得時はもちろん、それ以降も学び、我が子で試しております。
「脳」と、それに関係性が強い「眼」のトレーニングをすることで、早生まれによる差が出ている部分の発達が促されるように思いました。
手応えを感じたものを、数回に分けてご紹介します。
脳トレ・眼トレは、楽しく取り組めるものを。我が家は「DS」&「Swich」にお世話になっています。

ぜひ、「脳トレ」で色々検索してみてください。
お子様が楽しく取り組めるもの。
そして、パパ・ママもそのお世話に大変ではないもの。
王道の「将棋」のほか、パズル系は別の機会にご紹介するとして、こちらでは日々取り組みやすい脳トレを、ゲームで取り入れるのをお勧めします。
前提として、我が家のゲームのルールは
- 学校がない日(土日祝、長期休みのみ)に、1日最大30分
- ソフトは、PS4「ウイイレ」が基本、たまにSwichの「FIFA」
- 「リングフィットアドベンチャー」や「脳トレ」などは、この時間に含めない
というものです。
我が家では、眠っていた「2DS」に「眼」のトレーニングソフトを。
「Swich」に、「脳トレ」を導入して、どちらかを毎日やることにしています。
こちらは、「動体視力」「瞬間視」「眼球運動」「周辺視野」「目と手の協応動作」の5種類を「眼力」とし、楽しくトレーニングできます。
早生まれでの影響が出やすいのが「目と手の協応動作」なので、このトレーニングを中心に、「今日のおすすめトレーニング」を一通りやったりしています。
「脳トレ」は、「ワーキングメモリートレーニング」を基本に、「後出し勝負テスト」「二重課題」などを中心に。
「ワーキングメモリー」も、早生まれの影響が比較的出やすい部分だと思います。
どちらも、10分前後で終わるので、サッカーの練習に行く前の車内で、または勉強の合間の一休みに、とスキマ時間に取り入れています。
雨で、サッカーが中止になった時は、少し多めにやってみたり。
3ヶ月くらい経つと、なんだか変わってきている瞬間に出会えます!!
- 「ピッチでの視野がとても広い」とコーチに言われる
- 「動体視力が高い」と、体育の授業で担任の先生(サッカー経験者)に言われる
- 父親にサッカーのことを相談する説明レベルが、以前より高度になった
そんなことが起き始めました。
ネットでは「ゲームに慣れていくだけで、トレーニングになるかどうかは疑問」という声も多いのですが、一方でエビデンスもあるようです。
要は、個人によるのだと思います。
ただ、ゲームでトレーニングしたい分野が悪化するとは思えなかったので、ゲーム機との付き合い方を決めた上で、お試し気分で取り組まれてみてはいかがでしょうか?
3ヶ月程度、気長に、そして毎日どちらかをコツコツやってみてください。
また、脳の特性上、成果を感じても、その後もペースダウンしてでも続けることをお勧めします。
ちなみに、ウイイレではサッカーで「俯瞰」する感覚を、我が子も得たようです。
それと、「眼力」は私もやっていますが、運転する時の視野が広がった感覚は実感しています。

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